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年間肥料計画に基づき1年中楽しめる庭園に

~適切な計画で土壌改良した軽井沢レイクガーデン~

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DATE

施設名 軽井沢レイクガーデン
所在地 長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン
写真撮影者 (株)タクト
施工者 株式会社レイクニュータウン
対象植物 バラ
使用製品 大地肥/セレクション薔薇/バイタルV-RNA/Vicont564/Vicont064/バイオゴールドバイタル/クラシック元肥
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施工背景

バラ・宿根草・樹木・湖に囲まれたナチュラル庭園「軽井沢レイクガーデン」は、日本屈指の避暑地である軽井沢に位置する。関東と隣接しながら、その気候は札幌と酷似。冬が早く到来するため、春から秋にかけてのお客様がお越しになる期間にいかに華やぎを保てるかがガーデンの課題である。そこで2013年より、かねてより使用していたバイオゴールドの固形肥料・大地肥のほかに液肥や活性液も加え、咲き疲れをしないローズガーデンにするための年間肥料計画に基づいた管理の実施に至った。

施策

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2013年の年間肥料計画
【4月】〈上旬〉◇大地肥を1〜2L/1株[目的:根を張らせる・太いシュートを出す・土壌を柔らかくする]〈下旬〉◇セレクション薔薇を100〜200g/1株[大きく生長させる・葉を厚くする・強く健康に育てる]◇混合液散布(バイタルV-RNA×Vicont564×Vicont064)1L/1株[生育を加速・花芽分化]
【5月】〈中旬〉◇混合液散布(バイタルV-RNA×Vicont564×Vicont064)1L/1株[生育を加速・花芽分化]
【6月】〈上旬〉◇セレクション薔薇を100〜200g/1株[大きく生長させる・葉を厚くする・強く健康に育てる]〈上旬〉◇混合液散布(バイタル×殺虫剤×殺菌剤)1L/1株[虫・病気予防]〈中旬〉◇混合液散布(バイタルV-RNA×Vicont564×Vicont064)1L/1株[生育を加速・花芽分化]〈下旬〉上旬と同様の混合液

★7月以降は「施工内容をもっと詳しく見る」でご覧ください

まとめ

  • ・春から秋にかけてローズガーデンを美しく保つため、バラに適した土壌改良を提案。
  • ・四季折々に美しい花を咲かせるための年間肥料計画を提案。
  • ・年間肥料計画に基づき、肥料や活性液を適切に使用することで土壌改良にもつながった。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥の施肥をおこなう。目的は、新しい根を出す・太いシュートを出す・土壌を柔らかくする。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    土が凍る軽井沢。バラの根切り・土壌メンテナンスは土が凍らなくなったタイミングでおこなう。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    株の周りにバレーボール大の穴を数カ所掘り、大地肥を入れる。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥を入れる作業工程〈1〉:何もおこなってない状態。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥を入れる作業工程〈2〉:スコップで穴を掘る。この際に根を切る。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥を入れる作業工程〈3〉:大地肥を入れる。1株に対して1〜2リットル程度。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥を入れる作業工程〈4〉:掘り上げた土を穴に戻し、よく混ぜる。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥を入れる作業:大地肥には必要なものはすべて含まれている。現場で混ぜる必要なない。

  • ◆4月上旬:大地肥施肥

    ◆4月上旬:大地肥施肥

    大地肥を入れる作業:三輪車で運び、適当なカップを使い穴に入れるだけなので、作業もスピーディー。

  • ◆4月中旬:混合液散布

    ◆4月中旬:混合液散布

    生育加速・花芽分化のための混合液(バイタルV-RNA×Vicont564×Vicont064)

  • ◆4月中旬:混合液散布

    ◆4月中旬:混合液散布

    バイタルV-RNAは300倍濃度、Vicont564・064は500倍の濃度になるよう希釈。

  • ◆4月中旬:混合液散布

    ◆4月中旬:混合液散布

    大型のタンクにつくり、台車にのせ、噴霧器でまく。

  • ◆4月中旬:混合液散布

    ◆4月中旬:混合液散布

    あたえる量の目安は1株あたり1リットル。

  • ◆4月中旬:混合液散布

    ◆4月中旬:混合液散布

    シャワー状のノズルで、株周りの土にしっかりしみわたるようまいていく。

  • ◆4月中旬:混合液散布

    ◆4月中旬:混合液散布

    手が行き届く箇所は、メスカップなどであたえる。

  • ◆4月下旬:芽出し肥

    ◆4月下旬:芽出し肥

    株の基礎体力を養うためセレクション薔薇。1株あたり100〜200gが目安。以後はお礼肥として6月上旬・7月下旬に施肥。

  • ◆4月下旬:芽出し肥

    ◆4月下旬:芽出し肥

    花壇で密集しているところの使用量は、"1株あたり"という概念にとらわれず、全体に行きわたるように施肥。

  • ◆4月下旬:芽出し肥

    ◆4月下旬:芽出し肥

    通常は土の上にまくだけで良い肥料だが、後からまくバーグ堆肥等で溶け具合に影響がでないよう土に埋める方式を選択。

  • ◆4月下旬:芽出し肥

    ◆4月下旬:芽出し肥

    土に埋める場合〈1〉:株周りをドーナツ状に軽く穴を掘り、肥料をまく。

  • ◆4月下旬:芽出し肥

    ◆4月下旬:芽出し肥

    土に埋める場合〈2〉:肥料をまいたうえに、土を被せる。

  • ◆5月中旬:混合液散布

    ◆5月中旬:混合液散布

    4月中旬に散布したものと同様の割合の混合液をつくる。(バイタルV-RNA×Vicont564×Vicont064)

  • ◆5月中旬:混合液散布

    ◆5月中旬:混合液散布

    この頃になると新芽が伸び、葉も展開しているので、小型の噴霧器で葉面を中心に散布をおこなった。

  • ◆6月上旬:虫・病気予防混合液散布

    ◆6月上旬:虫・病気予防混合液散布

    6月〜10月:バイタル(100倍)×殺虫剤×殺菌剤の混合液を月に3回散布。

  • ◆6月上旬:虫・病気予防混合液散布

    ◆6月上旬:虫・病気予防混合液散布

    この時期からしっかり葉を守ることで、夏・秋の圧倒的な華やぎにつながる。

  • ◆7月上旬:虫・病気予防混合液散布

    ◆7月上旬:虫・病気予防混合液散布

    6月と同様に混合液を散布。この作業は10月いっぱいまで月3回のペースをつづける。

  • ◆9月上旬:冬対策

    ◆9月上旬:冬対策

    冬対策としてVicont064とクラシック元肥をあたえる。枝の水分量を減らし凍ることを防いだり、枝を固め積雪による重みに耐えられるようにするのが目的。

  • ◆9月上旬:冬対策

    ◆9月上旬:冬対策

    Vicont064の500倍液を株元にあたえる。1株に対し1リットル程度が目安。

  • ◆9月上旬:冬対策

    ◆9月上旬:冬対策

    クラシック元肥は1株に対して100g程度が目安。株周りにぐるっとドーナツ状にまく。

  • ◆9月上旬:冬対策

    ◆9月上旬:冬対策

    クラシック元肥は土壌の有効菌を活発化させる。その働きにより根を刺激して根の張りを促すため、春の芽吹きの勢いもよくなる。

  • ◆成果

    ◆成果

    4月に大地肥をしっかり施したことにより、ほとんどの株から、根際からのシュートがたくさん出た。

  • ◆成果

    ◆成果

    虫・病気予防の対策を念入りにとっていたため、夏でもきれいな葉を保てた。

  • ◆成果

    ◆成果

    年間肥料計画に加え、剪定でのコントロールもうまくいき、花が咲いている中で、次の蕾が次々に待期。

  • ◆成果

    ◆成果

    蕾の数もかなり多い。

  • ◆成果

    ◆成果

    ひとつひとつの花も大きい。

  • ◆成果

    ◆成果

    ひとつひとつの花も大きい。

  • ◆成果

    ◆成果

    ひとつひとつの花も大きい。

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