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コロナに負けるな・ガーデン施設&プロガーデナー応援プロジェクト

 

ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン

ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン

ガーデナーからのメッセージ

皆さん、こんにちは。 ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンの山下です。 <2020年5月15日>
今年の4月は寒い日が多く霜が何度も降りました。
そのため、花壇に植え付けをしていた一年草などの開花が遅くなり、5月に入ってから、いろいろな植物が一斉に開花を始めました。

ただ今、チューリップは終わり、さまざまな種類のキンギョソウ、リナリア、カレンドゥラ、ネメシアなどの一年草が花盛りです。
球根類では、アリウム、フリチラリアなどが開花、花木では、西洋シャクナゲ、ボタン、ハナズオウなどが開花中です。
大池前の大花壇では、毎年定番で約1000株植栽しているハナビシソウが咲き始め、まぶしいほどのオレンジ色に染まっています。
新緑もとても美しく、日に日に葉が大きくなるので、緑のボリュームが増していっています。
手をかけて育てている西洋芝ケンタッキーブルーグラスは、グリーンのカーペットのように青々としてきました。
また、バラたちは蕾を大きく膨らませ始めています。


当ガーデンは寒冷地のため毎年冬季は休業しており、今年の春は4月18日にオープンする予定でした。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言に基づき、今は臨時休園中です。

幸いにもガーデナーたちはみな元気で、休業することもなく、ガーデンで働かせてもらっています。
休園中ですので、お客様をお迎えするための朝の清掃などは行っておりません。
それでも、いつもの春のように、花壇には、花を植え、花がらを摘み、水をやり、傷んだ草花は植え替えをしています。
芝は除草、施肥、水やり、芝刈りをし、また、樹木では、コニファーが剪定適期なので、園内中にあるコニファーの剪定、施肥をしています。


例年ゴールデンウィークの頃にはとても多くの観光客の方々が、ここ安曇野を訪れますが、今年はとても静かな日々です。
この季節の安曇野は本当に美しく、雪が残る北アルプス、水をはった田んぼ、謳歌するような木々の新緑・・・
この地に住んでいる私たちでさえもその美しさに感動し、自然と共にあることで、心が安らぎ、癒されます。

私たちも、新型コロナウイルスの感染予防対策をし、自粛していることも多々あります。
しかし、都会で自粛生活を強いられている方々のご苦労を耳にすると、私たちと比べ、本当に大変なことが多く、ストレスを溜めている方も多くいると思います。

植物には人を癒す力があると、私は常々思っています。
私たちガーデナーは、いつも植物と共にあり、美しい花や緑に囲まれ、清らかな空気と水からも癒しのパワーをもらって、日々を生きています。

息苦しい生活を送られている方々こそ、ぜひ、小さな植物でも良いのでそばに置いて植物とのつながりを感じてみたり、大自然の中に我が身をおいていることをイメージしてみたり、好きなアロマの精油の香りで元気をもらったりして、厳しい状況の中でも、心身の健康を保つように頑張ってみてください。

ガーデン情報


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