ローズガーデン（バラ園）にとって欠かせない冬の作業といえば、地植えのバラの根切り・寒肥ですが、皆さまの管理をされているお庭ではもうお済みでしょうか。

今年は根切り・寒肥作業を予定していないとか、今まで本格的にやったことがないという場合、今ならまだ間に合います。関東以西平野部では遅くとも2月中旬頃までに、積雪がある地方の場合は根雪が溶ける頃、土が凍る地域では土が凍らなくなる頃におこなってください。やり方や施すものがよくわからないという場合、お気軽にご相談ください。

バラの「根切り」をすることでもたらされることとは

「根切り」は、バラなどの落葉樹が冬に葉を落としている状態で根を切り新しい根の発根を図り、樹勢を刺激して活発にさせる効果が期待できる作業です。この作業をおこなっておくことで、新しい根やシュートが出やすくなり、シーズンを通して花付きをよくすることができます。一番花の期間だけではなく、二番花、三番花、四番花・・・の期間も来園者が驚くほどの花を咲かせていれば、繰り返し来園されるお客様を増やすことにつなげられます。

こちらの動画は、神奈川県横須賀市にあるヴェルニー公園のローズガーデンの根切りの様子です▼



こちらのバラに施しているのは「バイオゴールドクラシック熟成 大地肥」です。
「大地肥」には、寒肥として必要な堆肥類や元肥は予めブレンドされているので、バラが何百株、何千株とあるときでもスピーディーに施せます。

ヴェルニー公園のバラ園では、この冬の作業を長年続けています。その結果、海辺というバラにとって厳しい環境でも負けない株づくりを成功させています。こちらの写真は、2017年5月に撮影したバラ園です▼



ぜひ、皆さまも、ヴェルニー公園へ足を運んでみてください。
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